【スケジュール】経済指標・注目決算(2022/12/2w)
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経済スケジュール
今週の重要イベントは以下の通りです。
今週注目すべき指標は、本日の夜に発表されます、ISM非製造業景況指数です。こちらは製造業ではなく、サービス業の景況感を表す指標なので、これがしっかり下がっていると市場は好感すると思います。
もう一つは金曜日に発表される、生産者物価指数です。来週の12/13に発表される消費者物価指数を前に、生産者物価指数が発表されます。現在、市場の関心はインフレはピークアウトしたため、景気後退に向かっています。本指標でネガティブサプライズが出ても大きく下げないと思われますので、今週も株高が期待できると思います。
先週の特に大きなイベント結果と、FRBの心理転換については、以下の資料をご確認ください。
また、今回の発言で今後どのように立ち回れば良いのかについても解説していますので、詳しくはこちらをご確認ください。
今週は景気に関する指標として、非常に注目度が高いISM非製造業景況指数が出るので、こちらについて下落していることを確認できれば、大きなイベントは消化されたことになります。
生産者物価指数(PPI)も重要ですが、市場の関心はインフレのピークアウトから、景気後退前の株高に関心がいっているので、生産者物価指数が多少悪かったとしても、相場はすぐに建て直すと思います。実際、先週の雇用統計は予想を上回るほど強かったですが、相場はすぐに建て直したことを考えると、インフレ指標で大きく相場が崩れるとは考えにくです。
景気指標詳細
ISM非製造業景況指数
見通し
ISM製造業景況指数が予想を下振れたことから、サービス業も引き続き景況感は悪化していることが予想されます。特に、今は、年末商戦で飲食店、フード・飲酒のサービス店の雇用が増えていますが、今後、この需要が解消されたときに雇用は悪化することが予想されます。新規注文、雇用、在庫、料金などに注目して、今後の景況感を読み取っていきましょう。
結果
生産者物価指数(PPI)
見通し
生産者物価指数の予測は、前月比+0.2%、前年比+7.2%と大幅な減速が予想されており、前月比はこれで、4ヶ月連続で0.2%を下回ることが予想されています。これは、FRBのインフレ目標が2-3%であることを考えると、月次では+0.2%のインフレが目標となるので、PPIから見るインフレは十分に収まっていることを表しています。予定通りの指標が出るだけでもインフレはピークアウトしていると言えるレベルです。
図 米国生産者物価指数(前月比)
図 米国生産者物価指数(前年比)
また、11月は原油価格が下落しており、コモディティ価格も横ばいでした。
図 農産品先物価格推移
これを見ても、インフレは大きく上昇することは考えにくいです。今回のPPIでもインフレはピークアウトしたとの、投資家心理は変わらないので、株高は継続すると思います。
結果
決算スケジュール
今週の主要決算は以下のとおりです。
見通し
こちらから詳細をご確認ください!
結果
(注目銘柄決算結果まとめ)
(注目銘柄パフォーマンスまとめ)
おわりに
ここまで、記事を読んでいただきありがとうございました。景気サイクルを利用した投資方法として、セクターローテーションの乗る投資法についてnoteを書かせていただきました。今のトレンドはどうなのか、今後どのような相場展開になり、投資家はどのように立ち回るべきなのか説明していますので、読んでいただけると嬉しいです。
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以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。