【日報】もう景気後退懸念?揺れる株式市場
みなさんおはようございます!
本日から日報を書こうと思います!
マーケット振り返り
主要指数の値動き
主要3指数はこぞって大暴落。S&P500のマップを見ていきましょう。
S&P500ヒートマップ
米国債券利回り
金利は下がっていますね。金利が下がっているということは、インフレ懸念ではないです。おそらく先日のFOMCでGDP予測が大幅に縮小されたことにより、景気後退懸念が出てきているのでしょう。
CNBCの記事にもこのようなものがありました。
日中の値動き
日中の動きはこうなっています。
初めから最後までずーっと下げましたね。不景気懸念ということは、小売売上高の減速も影響したのかもしれません。
セクター別パフォーマンス
債券以外は全て大幅な下落。資金が債券に流れていて、リスクオフの展開になっていることがわかります。市場は不景気を織り込みにきていますね。今後もこの傾向が続くのか注目です。
国別パフォーマンス
金価格が大きく下落したため、産金国の南アフリカの株価は大きく下落しまいた。年初から好調のトルコは今日もプラスですね。全体的に不景気を懸念されている以上、新興国のパフォーマンスは悪いです。
主要決算
レナーと、Adobeの決算がありました。レナーは決算クリア。Adobeは売り上げガイダンスをミスしましたが、EPSガイダンスは突破したため、アフターで6%ほどの上昇です。よく頑張ったと思います。
経済指標
今日は、小売売上高の発表があり、小売は大きく失速、コア小売売上高もプラス予想がマイナスに触れたことで、インフレの懸念が収まるかと思いましたが、逆に景気後退を意識した売りが出ましたね。
まだ、景気後退を懸念するのは早いと思いますが、FRBは金利をまだまだ上げるといっているので、直近ではディフェンシブにPFを固めるのがいいと思います。
利上げ予想
利上げ予想はこのようになっています。
今が、4.00-4.25%ですので、2月が0.5%、3月が0.25%で予想が乱高下しています。FRBの予想が5.00-5.25%となっているので、やや、予想が下振れているかなという印象です。
銘柄規模別パフォーマンス
今日は全体的に大幅下落。特に大型を中心に下落しているので、機関投資家が株から債券に資金を移している可能性がありますね。
レバレッジETF別パフォーマンス
レバレッジETFは悲惨なものです。唯一のプラスは債券。やはりこちらが資金の避難場所になっているようです。
時価総額TOP10
ハイテクを中心に大きな下落。テスラは、イーロンマスク氏が再びTSLA株を売却していたことがわかり、その反動で上げに転じたと見られます。
商品先物
原油は、米国の原油在庫量が増えていることがわかり、需要の減速が懸念され下落。その他、景気後退懸念で工業系の金属や木材、綿花なども下落。貴金属もそれに発破られる形で下落しまいた。
まとめ
本日は、マーケットがFOMCのGDP見通し引き下げによる景気懸念で大幅下落か。小売売上高は大幅減速で、インフレにはプラスだが、景気後退懸念に拍車をかけた形。資金は株式から債券に移動という1日になりました。
今後もこの傾向が続くか注視していきましょう。
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written by ひこぐま管理人