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【市場振返】景気後退なのに債券売り?今はキャッシュイズキング!

 

みなさんおはようございます!

今日のマーケットまとめを書いていきます!

 

マーケット振り返り

主要指数の値動き

主要3指数はこぞって大暴落。S&P500のマップを見ていきましょう。

 

S&P500ヒートマップ

 全体的に真っ赤です。決算の良かった$ADBEと、格付けが引き上げられた$METAは上昇しています。

 

米国債券利回り


 金利の動きはまちまち。長期金利は上がり、短期金利は下がっています。先日のFOMCで大きく動いた分の微調整が入っていると思われます。Fear & GreedはFearの領域に入ってきて、投資家のセンチメントが落ち込んでいることが見て取れます。

 

CNBCの記事にもこのようなものがありました。

www.cnbc.com

 

日中の値動き

日中の動きはこうなっています。

 本日は米国のメジャーSQということもあり、大量のオプション取引が期日前に行われたことが予想されます。そのため、序盤は株価が大きく根を下げ、後半は買い戻しが行われた方な形状となりました。週明けからは、株価は落ち着くかもしれませんね。

 

セクター別パフォーマンス

 先日の債券買いから一変して、今日は債券が売られました。そして、不景気に強いとされる有事の金が上昇したことから、金鉱株が上昇しています。特に、不景気に弱いとされる一般消費財や、不動産、エネルギーからの資金流出が目立ち、市場は引き続き景気後退を懸念しているようです。

 

国別パフォーマンス

 新興国株も基本的には景気後退懸念で下落しています。今日は東南アジア地域が強かったですね。

 

主要決算

 $ACN, $DRIの決算がありました!ACNは欠陥はクリアしまいたが、ガイダンスをミスしたため、市場で6%のマイナス。成長率も売上が5%、EPSが10%と物足りません。

 

 

 DRIは決算をクリアしてきました。成長率は10%程度と比較的堅調でしたが、今後の景気後退懸念から市場では1.6%のマイナスとなりました。

 

 

経済指標

 ここには新しい材料はありません。また、米国戦略的石油備蓄のために石油の買い戻しを開始したと報道があり、ホワイトハウスは 10 月に、価格が 1 バレルあたり約 67 ~ 72 ドル以下である場合、SPR のために原油を買い戻すと発表しました。

 

 つまり、原油は$70付近で下値を固める可能性が高く、原油価格の下落に一旦の歯止めをかけそうです。

 

www.cnbc.com

 

利上げ予想

利上げ予想はこのようになっています。

今が、4.25-4.50%ですので、2月が0.25%、3月が0.25%で予想が乱高下しています。FRBの予想が5.00-5.25%となっているので、やや、予想が下振れているかなという印象です。それだけ市場は景気後退を懸念しており、FRBが引き締め過ぎることを懸念しています。

 

銘柄規模別パフォーマンス

 表の数字は左から、日時変動、週間変動、月間変動、年初来変動率となっています。以下同様です。

 

 先日に引き続き、大型、中型の売りが目立ちます。機関投資家を中心に株から資金を非難しているようです。特に、大型成長株からの資金流出が大きいですね。今後は、この資金が、債券や金に流れる可能性もありますし、キャッシュイズキングで待機資金となる可能性もあります。注目しましょう!

 

レバレッジETF別パフォーマンス

 

 レバレッジETFは悲惨なものです。唯一のプラスは金鉱株。有事の金とはよく言ったもので、本日はこちらが資金の避難場所になっているようです。今後も債券や、金にはより注目が集まるでしょう。

 

時価総額TOP10

 

 大型株は全てマイナス。特にハイテクを中心とした成長株は大きく売られています。今は景気後退が懸念される場面なので、成長株は弱いですね。しっかりディフェンシブな銘柄で構成することで資金を守り、不景気前の株高に備えましょう!

 

商品先物

 

 原油は、本日下落しましたが、米国が$70近辺で原油を買うと言っているので、底値が固くなってくる可能性があります。景気後退が懸念される中、工業系の金属、木材、綿花は下落、有事の金を中心として貴金属は上昇と、教科書通りの動きとなりました。

 

 現時点で利上げは続いていますし、FRBタカ派姿勢が変わっていないこと、債券投資家が不景気のリスクを織り込みにかかっていること、雇用の逼迫は改善していないことを考えると、上値は重い展開になることが予想されますから、ディフェンシブ株や、不景気に強い銘柄でPFを固めておくほうが賢明です。

 

例えば、このような銘柄です。

kyoumi-ari.hatenablog.com

 

立ち回りは、こうするのがいいと思います。

note.com

 

その後の株高局面では、成長率やバリュエーションが高いハイテク株や、新興国株がブームになる可能性あります。

 

例えばこのような銘柄です。

note.com

 

 ただし、景気後退前の株高は短命で1年足らずで終了し、その後は暴落してしまう可能性が高いですから、失業率の上昇や、予防的利下げなどの経済指標に敏感になり、欲豚になってガチホし続けないように注意してください。

 

暴落時の立ち回りはこのようにしておくのがいいと思います。

note.com

 

投資はあくまで自己責任です。

自分のリスク許容度の範囲内で投資をするようにしてください。

 

まとめ

 本日は、景気後退を意識して、ほぼ全てのセクターで売りが優勢となりました。昨日売られた有事の金は本日買われましたが、債券も売られ、Fear & Greed指数はFearに突入したことを考えると、投資家は2023年にも景気後退がくることを予測していると思います。

 

 今後は、景気後退に強い銘柄や商品が注目を集める可能性があるため、引き続きディフェンシブなPFで望むのが賢明です。

 

 しかし、今後、利上げが終了した暁には、株価は不景気の株高になる可能性が高いので、過度に悲観するのではなく、成長株を買い向かうための資金づくりとしてPFをディフェンシブに固めるといった戦略が大事かと思います。

 

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経済指標などの詳細記事はここでまとめています。

note.com

 

written by ひこぐま管理人

 

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